眠気が仕事に与える影響。ゲームも勝てないほど脳機能は低下
睡眠不足のときって頭がボーっとしますよね。いつもならできることでができなくなったり、何を考えているのか自分でもわからなくなったり……。なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか? 脳と睡眠の関係を調べてみました。
仕事中の眠気を甘くみてはいけない!
十分な睡眠は仕事で最高のパフォーマンスを発揮するために必要不可欠なものです。睡眠が不足すると、脳は能力を最大限に発揮できないと考えられています。
具体的に説明すると、睡眠不足は脳の前頭葉の働きを低下させます。前頭葉は集中力や想像力、理性、意欲などをコントロールする部位なので、睡眠不足の日は仕事のモチベーションがあがらなかったり、集中力を欠いてケアレスミスを連発する可能性があるのです。
単純な事務作業などであれば、その会社が少々のマイナスを被るぐらいで済むかもしれませんが、トラックドライバーや電車の運転士など、命に関わる仕事をしている人は「睡眠不足だった」では済まされない事態も起こりうるのです。
睡眠不足ではゲームも勝てない!
睡眠不足が脳に与える影響を自らの体で証明した人がいます。それが、アメリカ人のメディア関係者が徹夜でゲームをするという企画。