ストレスは、男性ホルモンの一種である「テストステロン」や「アンドロゲン」といったホルモンの分泌量を増加させるといわれています。これらのホルモンには皮脂の分泌量を増加させたり、角質層を分厚くさせたりする働きがあります。おでこは、皮脂の分泌量が多い部位であるため、こうしたホルモンの働きがあると、よりおでこニキビができやすくなってしまいます。
生活習慣の乱れがニキビの原因
食生活や睡眠などの生活習慣の乱れは、肌荒れに直結します。脂っこい物や甘い物など、脂質が多いものばかり食べていると皮脂の分泌量が増加し、毛穴がつまる原因になります。また、野菜不足になると、肌の調子を整えてくれるビタミンやミネラルが不足し、肌のターンオーバーのサイクルの乱れなどを引き起こして角化異常を引き起こす場合があります。その他、肌や髪の材料になるタンパク質が不足すると新しい皮膚細胞の生成が抑制されてしまうため、肌のターンオーバーに悪影響を与える場合があります。肉・魚・野菜をバランスよく食べるようにしましょう。
睡眠不足もニキビの原因になります。睡眠不足は自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こすほか、肌自体がもつバリア機能を低下させてしまうケースもあるようです。