仕事柄、使用せざるを得ない場合は、ラテックスを使っていない素材のものを選びましょう。
また、ゴム製品の使用を避けるだけでなく、同じタンパク質構造を持つ果実にも注意しなくてはなりません。ラテックスアレルギーを発症すると、今まで食べていても大丈夫だった
といったものにもアレルギー反応が出る場合があるため、症状が出ている間は可能な限り食べるのを控えましょう。体調によっては、症状が強く現れる時期があります。この時期には、アレルギー反応を抑える抗アレルギー薬を服用するようにします。もしも、アレルギー症状が出てしまった場合には、すぐに抗ヒスタミン薬、副腎皮質ステロイドを使って、アナフィラキシーショックが起こるのを回避する必要があります。
まとめ
私たちの身近には、天然ゴムを使った製品がたくさんあります。ラテックスアレルギーと診断された場合は、ひとつ一つの身の回りのものを検証して、できるだけ代替できる用品を揃えるようにしましょう。
また、バナナやパイナップル、桃など特定の果物を食べて口の中がヒリヒリするという人は、もしかするとラテックスアレルギーが隠れている可能性があります。病院で検査を受けることをおすすめします。
監修:大利昌久
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