正しい姿勢になるには?ポイントは「手のひら1.5枚分の隙間」
次に、姿勢のチェック。
左右のかかとと親指をくっつけ、壁際に立ちます。そして「後頭部」「肩甲骨」「ヒップ」「ふくらはぎ」「かかと」が壁についているかを確認。
真横から見ると、耳、肩、ひじ、中指、くるぶしが一直線上にあるのが正しい状態。
肩甲骨をしっかり開き、おなかに力を入れて背中の方に近づけ、背中と壁の間に手のひら1.5枚分の隙間をつくります(それ以上の隙間が空いていたら、反り腰気味なので注意)。
これで、背骨はあるべきゆるやかなS字ラインを描き、骨盤が立って、いちばん負担のかからない、楽で正しい姿勢のできあがり。
いちばんのポイントは、おなかと背中をくっつけて、背中のS字ラインを適正に保つこと。この状態をしっかり記憶すれば、あとはたまの確認だけでいいといいます。
■時間がないときの姿勢の正し方
なお、これに加え、「鏡を使ってチェックするなんてめんどくさい」「チェックする時間がない」という方のための方法も紹介されています。それは、「両手を上げて、姿勢を一瞬で正す方法」。
(1)手をお尻に置く。
(2)息を吸い、吐きながら手を上に伸ばしていく。
(3)腕がきちんと耳の後ろを通っているかチェックする。