腸研究の第一人者が毎日実践中!老化が遅れる1分間「腸」健康法
そのためには、水溶性の食物繊維を積極的に摂ることが大事。ワカメなどの海藻類、オクラや長いも、納豆、メカブ、コンニャクなどに多く含まれます。
こうしたネバネバ食品とたんぱく質を一緒に摂ることで、幸せホルモンの量も増えるというのです。
■4:良質な油を1日に2~3杯程度摂取する
亜麻仁油やエゴマ油、青背の魚の刺し身など、新鮮なオメガ3脂肪酸を毎日摂ると、腸の働きがよくなるそうです。さらに、オメガ9脂肪酸という栄養素を含むオリーブ油も腸の働きをよくします。
オリーブ油の利点は2つ。1つは、酸化しにくいので、過熱調理にも向くこと。2つめは、腸内環境を改善する効果を期待できることです。
保温効果があるので、温かい食べ物にオリーブ油を加えると、腸内をポカポカ温め続けてくれ、便秘改善効果もあります。とはいえ、摂りすぎは逆効果。著者は、1日2~3杯を目安に摂取することをおすすめしています。
■5:食物繊維や発酵食品をたっぷり摂取する
私たちの腸には3万種、1000兆個の腸内細菌がいますが、生まれながらに腸にすみついているわけではありません。
赤ちゃんは、母親の体内にいるときは無菌。誕生とともに外界にいる細菌とふれあい、腸に取り込んでいきます。