【お医者さんに聞いてみよう!】Q:飲酒歴があるため肝臓が普通の人より弱っているのではないかと不安。今後何か気を付けるべきことは?
これは中性脂肪が肝細胞内に蓄積されたもので、症状はないこともありますが、右上腹部の鈍い痛みがあったり、食欲不振になったりすることもあります。この時点で断酒をすれば、肝臓は完全に元に戻ります。
アルコール性脂肪肝は血液検査で高脂血症、γ‐GTPやGOTの上昇などで発見されることが多く、腹部の超音波検査でも白く光って見えることが知られています。このアルコール性脂肪肝を放置しお酒を飲み続けると、アルコール性肝炎やアルコール性肝硬変と徐々に断酒しても元には戻らない、重い状態へと肝臓が変化していき、最終的には死に至ることになります。
<もし飲酒を再開される場合は、休肝日を設けましょう>
ご相談者さまの場合は、かなり多い量の飲酒を続けられてきたということですが、妊娠・出産の経過中にも特に肝機能について問題を指摘されていないとのことですので、おそらく肝臓が丈夫で特に何もなかったか、飲酒をやめたことで完全に肝臓が回復されたということなのでしょう。本当にラッキーだったと思います。
断酒が継続できれば問題ないですが、もし再開されるのであれば、週2回は休肝日を設けて、肝臓に負担をかけない量を楽しむようにしてくださいね。
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