実は避けたほうがいいんです… 管理栄養士が教える「たまごのNG食べ方」
半熟たまごも室温で放置すると食中毒のリスクが高まります。お弁当にたまごを使うときは十分に加熱しましょう。
また、高齢者や乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している人は生たまごは避け、できる限り十分加熱したたまごを食べるように注意が必要です(※2)。
生の卵白を食べすぎるのはNG
生の卵白に含まれているアビジンという成分は、ビオチンという水溶性ビタミンと結合し、吸収を阻害してしまうとされます。納豆にはビオチンが含まれているため、生たまごと納豆の組み合わせを避けたほうがいいといわれる理由はこのためです。
ただし、ビオチンは通常の食事では不足することはないため、納豆と生たまごの組み合わせが絶対ダメというわけではありません。気になる方は、卵白を加熱した半熟たまごの状態などで食べるとよいでしょう。
一日何個まで食べていい?
たまごは一日何個まで食べていいのか疑問に思った方もいるでしょう。
結論としては一日1~2個程度がおすすめです。さまざまな栄養素を含みますが、たまごだけをたくさん食べてしまうと脂質の摂りすぎや栄養バランスの偏りにつながる恐れがあるためです。
また、コレステロール値を気にしている方もいるかもしれません。