「なぜ死にたいの?」と質問を… 専門家が教える「自殺を考えているひとがいたときの5ステップ」
文/RKRK
コロナ禍で、深刻になる“自殺”の問題。それを防ぐために周囲の人々は何ができるか、国立大学法人千葉大学医学部附属病院の医師の監修のもとで1枚のマンガにまとめられ、公開されました。
マンガを作ったのは、医師をはじめ、救命医療士や看護師など“医療のプロ”が集結し、救急医療支援システム『Smart119』の開発・運営をする、株式会社Smart119です。
今回は、周囲の人がサポートできる「コロナ自殺」の対策とチェックの方法について、5つのステップでわかりやすく紹介されています。
自殺を考えているひとがいたとき、どうすればいいの?
新型コロナウイルスが猛威を振るっている現在、感染や医療崩壊とともに深刻なのが、コロナ禍で経済的にも社会的にも追い詰められた人々の「自殺」です。2020年10月の日本の自殺者数は、前年の同月と比較し+39.9%の2,153人まで増加しており(厚生労働省および警察庁調べ)、特に女性の自殺者数の増加率は82.6%と大幅に上昇しています。
そんな中で公開された『救急・集中治療医とこころの専門家が教える正しい 自殺を考えているひとがいたときの5ステップ』は、千葉大学医学部附属病院こどものこころ診療部で副部長・講師を務める佐々木剛医師と、同大学教授で株式会社Smart119の設立者でもあり、代表取締役社長/CEOを務める中田孝明医師が監修をしています。