BSI組織レジリエンス指標年次レポート2021年版の分析結果 「コミュニティとの関わり」、「従業員の意識」、「職場の文化」の重要性が増加 コロナ禍を機に従業員の信頼回復、カギは敏捷なリーダーシップ
が含まれています。
レジリエンスの高い組織のリーダーは、従業員を大切にするため迅速に対応し、従業員の長期的な心身の健康を視野に入れて行動していると考えられます。
■BSIの健康・安全・ウェルビーイング(幸福度)部門グローバルヘッドKate Fieldのコメント
「今回の新型コロナウイルス感染拡大下では、ビジネスリーダーは従業員に対し有事のリーダーシップを発揮しましたが、今こそ、長期的なレジリエンスのために、この信頼を定着させる機会をつかむべきです。成功したリーダーは、上下関係を排除し、従業員に直接働きかけて信頼の文化を浸透させ、断固とした行動をとることで、組織全体に明確な連帯感をもたらしました。」
「安定化から再構築への移行に伴い、リーダーが従業員との関係を失う危険性があります。リモートワークでは、マネージャーの自宅を直接見ることができ、子供やペット、自分の好みのインテリアを持つ個人として理解することができます。フルタイムで職場に戻る、またはハイブリッドモデルを採用するリーダーは、ロックダウン中に実現した意思決定の可視化や従業員のエンゲージメントを維持するために、リーダーシップスタイルを適応させることを検討すべきです。」