ビューティ情報『音楽に合わせた軽体操は、高齢者の認知機能や気分の向上に効果的』

音楽に合わせた軽体操は、高齢者の認知機能や気分の向上に効果的

その結果、認知機能に与える効果は同程度でしたが、運動中の気分や楽しさをより高めることを確認しました。運動中の気分や楽しさは運動の継続率に関係することから、本研究の結果は、より継続しやすく、認知機能・気分を高める低強度運動プログラムの開発に寄与すると考えられます。
本研究に参加した高齢者は習慣的に身体を動かしている高齢者が多かったため、運動不足の高齢者やより高齢でも同様の効果が得られるのか、また長期的に継続したときの効果など、さらなる検討をしていく必要があります。

■用語解説
【心拍予備率】 運動の強度を表す指標の一つ。(運動中の心拍数 - 安静時心拍数) / (最大心拍数* - 安静時心拍数) × 100 [%] という式で求められる。39%以下は低強度以下の運動と定義される。
*本研究では、208 - 0.7 × 年齢 で予測最大心拍数を求めた(Tanakaら, 2001)。
【主観的運動強度 (RPE)】 運動中の身体に感じるきつさの指標。
「非常に楽である」状態から「非常にきつい」状態まで6から20の数字で表すBorg scaleを用いた。
【ストループ課題】 心理学者ジョン・ストループが1935年に考案した心理検査。

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