一般医薬品の選定と販売状況に関する実態調査を実施 コロナ禍においても購入促進には一定の説明が不可欠だが販売側が対応に苦慮する状況も
・調査時期 :2021年8~9月
1. 消費者が「風邪薬」を選定する際のポイント
ドラッグストアにある数多くの「風邪薬」の中から消費者がどのように商品を選んでいるのかについて調査を実施しました。
(1)ドラッグストアで「風邪薬」を購入する際、どのように商品を決めていますか?(択一)
図1.-(1)
(2)ドラッグストアで「風邪薬」を購入する際、どのような理由で商品を決めていますか?(択一)
図1.-(2)
(3)ドラッグストアで「風邪薬」を購入する際、最も重視していることは何ですか?(択一)
図1.-(3)
上記の結果から、消費者がドラッグストアで「風邪薬」を購入する際のポイントとして、以下のことがわかりました。
● 大半の消費者は店舗に行ってから商品を選定しており、その半数は従業員に相談している
● 消費者は広告やCM、家族や知人からの薦めよりも、従業員の薦めをもとに商品を選定している
● 消費者は価格、メーカー、服用回数よりも、含まれている成分を重視して商品を選定している
2. ドラッグストアにおける「風邪薬」の販売状況
「風邪薬」を探している消費者(来店客)