2022年1月27日 11:00
デイサービス施設に通う高齢者向け「健口眠体操(R)(けんこうみんたいそう)」を開発
(※1) Falbo S, Condello G, Capranica L, Forte R, Pesce C. Effects of physical-cognitive dual task training on executive function and gait performance in older adults: a randomized controlled trial. Biomed Res Int. 2016
健口眠体操(R)
口腔機能、睡眠機能(自律神経)、運動器機能の3つの機能を、同時に、効率的にトレーニング
1. 開発の背景
現在、全国で約1,600万人の高齢者が運動器機能や認知機能の低下、口腔機能の低下による嚥下障害など、日常生活に様々な課題を抱えています(※2)。また、厚生労働省による令和3年度介護報酬改定の通知では、高齢者の自立支援・重度化防止のためには運動器のリハビリテーション・機能訓練のみならず、口腔、栄養へも一体的に取り組むことを推奨しており、高齢者向けのトレーニングには口腔機能も含めたトレーニングが求められております。これに対して当社は、「認知機能の改善には、脳の複数の領域を同時に使うトレーニングが効果的である」