2023年4月27日 11:00
コロナ後遺症に呼吸リハビリオンライン指導が有効な可能性 スマートウォッチでコロナ後遺症患者への効果検証
、PEM(心身の労作後に症状が悪化し、機能が低下する現象)の有無
<スマートウォッチ>
平均心拍数、最大心拍数、最小心拍数、安静心拍数、睡眠時間、レム睡眠時間、血中酸素濃度、歩数、ストレス (それぞれ一日の平均値)
【結果】
質問調査紙による結果により思考力の低下、うつ、不眠、呼吸苦、疲労等の自覚的症状の改善や(図2)スマートウォッチのデータから一部の患者にレム睡眠時間の低下、すなわち不眠の改善や活動量の上昇等が観察され(図3)、呼吸リハビリの継続によりコロナ後遺症の諸症状が改善されることが示唆されました。
図2:質問調査紙からの結果
図3:スマートウォッチデータからの結果
【まとめと今後の展望】
呼吸リハビリオンライン指導によりコロナ後遺症の特徴である倦怠感や息苦しさ、思考力低下、不眠などの症状が改善する可能性が示されました。今後は対象者を増やして上記傾向の確認をしていきます。
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プレスリリース提供元:@Press
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