非接触型姿勢測定システム「BAS Fit」を活用した姿勢測定による意識行動の変容の検証
に分け、介入群は「BAS Fit」による姿勢測定を計4回(毎週)、非介入群には初回と最終週の2回のみ行いました。
【介入群】姿勢改善のためのストレッチ動画を各自任意で4週間視聴しストレッチを行い、1週間毎に計4回の姿勢測定を行った。ストレッチの内容は簡単で難易度の低いもの。1種目約3分程度(5種目約15分程度)姿勢測定後、計4回のアンケートを実施。
【非介入群】初回と最終週のみ姿勢測定を実施。姿勢測定後、計2回のアンケートを実施。
■実証対象
相模女子大学中学部在籍の中学2年生女子(13~14歳)75名を対象とし、その内、本実証実験への同意を得られた生徒34名が参加
■協同研究
湘南工科大学 総合文化教育センター 准教授 榊 淳一先生
横浜医療専門学校 柔道整復師科 学科長 小野 博道先生
■実証事業の結果
実証開始時と実証終了時のアンケート結果から(図1)姿勢に対する意識について、介入群では「1:とても思う、2:やや思う」の両方で、非介入群では「1:とても思う」の回答より、姿勢に対する興味を持った生徒の増加が見られ、姿勢測定(姿勢の見える化)に対する意識変容に一定のポジティブな影響が観察できました。