ビューティ情報『NTTデータ経営研究所が企業による「従業員の健康関連データ利活用の実態調査」を実施』

2023年7月13日 15:00

NTTデータ経営研究所が企業による「従業員の健康関連データ利活用の実態調査」を実施

や「管理職のリーダーシップ」が醸成されてきている傾向がみられた。一方で、職場で健康増進に関する意識や雰囲気作り等の「無形資源」の蓄積に関しては、未認定企業との差がわずかであった(図 1)。
「健康経営度調査」の評価指標により健康経営の推進について一定の方向性が示され、組織の健康経営に対する理念や推進体制が整えられているものの、職場における施策担当者や従業員の「健康風土の醸成」が今後の課題である。

NTTデータ経営研究所が企業による「従業員の健康関連データ利活用の実態調査」を実施

図 1 「経営的な視点の要素」の健康経営推進度別の比較

●健康経営推進度の高い企業ほど、外部サービス(専門職や健康管理システム等)の活用が進んでいる
「健康に関する知見の要素」では、外部機関が提供するサービスとして健康経営推進度によらず「保健指導」の活用が多く、健康経営推進度の高い企業ほど、健康管理システムやデータ分析などの外部サービスの活用が進んでいる(図 2)。産業保健スタッフの保健指導の対象者は、保健指導の対象者は法定で定められている範囲に留まり、企業で独自に基準を定めて保健指導を実施している割合は低い(図 3)。全般として、産業保健スタッフの人材不足等を背景に法令遵守の観点でのサービス導入意向が強く、健康経営の推進度合いが高くなるにつれて、分析系サービスの需要や保険者との連携が高まっていることが推察される。

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