ビューティ情報『町から歯医者が消える!?マイナ保険証で増える歯科医の廃業 来院なしで入れ歯が作れる「入れ歯銀行」が過疎地へ進出』

2023年7月26日 15:15

町から歯医者が消える!?マイナ保険証で増える歯科医の廃業 来院なしで入れ歯が作れる「入れ歯銀行」が過疎地へ進出

歯科技工所を運営する株式会社お守り入れ歯の代表が院長を務める札幌市の入れ歯専門クリニックでは、道内北部からの新規患者数が昨年の2倍に急増しています。来院理由の多くは地元かかりつけ医の廃業や、医師の高齢化による廃業の不安からでした。そこで利用者の不安解消になればと、新規患者が多い地区の歯科医院に「入れ歯銀行」への提携営業を開始しました。

入れ歯銀行とは、最寄りの提携歯科で現在使用中の入れ歯データを無料でクラウド保管し、紛失や破損の際は来院なしでもすぐに新しい入れ歯が作ることができるというものです。新しい入れ歯を作る際は通常1~2か月通院が必要ですが、入れ歯銀行にデータを預けておけば電話で注文でき、約1週間、早ければ2~3日で完成します。通院の負担や食べられない期間を大幅に軽減することができ、かかりつけ医が廃業してもデータは残ります。地域や歯科医院の枠を超えた全国展開は日本初。引っ越しや被災した場合でも他県の提携歯科医で製作でき、発送されます。
2023年2月に開始し、現在提携歯科は北海道から沖縄まで10都道府県13か所。さらに導入に関する問い合わせも多く、更に増える見込みです。

【進む歯科医療過疎地区、入れ歯銀行に活路を見出す】
利用者からは「かかりつけ医が高齢で亡くなり、どこに通院しようか困っていたけど知人の勧めで来ました。」

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