釣り糸のサンライン、美容業界へ初進出 若手開発員のアイデアから大気圧低温プラズマで課題解決
(注1) プラズマ処理により、爪表面を大きく研磨することなく接着性が向上するため、ネイルオフ時の見た目の美しさや、爪の強度を維持する事が期待できます。
また、爪表面を親水化することで爪の水分率が約3.5%上昇しました。(注2) 美容液などの濡れ性が向上するため、ネイルオフの期間もケアをサポートします。
開発したプラズマ処理方法では有機溶剤を使用しないため、有機溶剤の経皮吸収の懸念がありません。これらの他に、装飾用ストーンの接着性がプラズマ処理によって約2.4倍向上したり、爪表面の濡れ性が向上することでネイル塗料の塗装性が向上したり、多くのネイルケアの課題を解決する事が期待できます。(注3)
(注1) アクリル樹脂板をUV硬化型樹脂で接着した場合のはく離接着強さ測定結果の一例
(注2) ヒト爪片の水分率測定(カールフィッシャー法)結果の一例
(注3) アルミニウム板をUV効果樹脂で接着した場合のせん断接着強さ測定結果の一例
(注1~3) 測定結果は効果を保証するものではありません
図2-1.プラズマ処理の効果
図2-2.プラズマ処理の効果
図3.ネイルオフ時の爪甲外観の比較
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