株式会社プロラボホールディングス 代表取締役兼CEO 佐々木広行のインタビュー記事を『人民日報海外版日本月刊』にて公開
に長けていたというものです。わたし自身は、それは利他主義の精神に端を発していると思っています。つまり、周りの人に豊かさを感じさせたい、幸福感を持ってもらいたい、そしてそれこそが自分自身の幸福であるという考え方です。これこそまさに企業家が備えるべき精神ではないでしょうか。
誰であっても起業しようというときにまず考えなければならないこと、それはその事業が社会に貢献できるものであるかどうか、という点です。そうした創業理念があってこそ、長く続けるためのやる気であったりとか、活力や情熱といったものを事業に注ぎ込むことができるでしょうし、それが企業の将来性につながっていくわけです。ですから、これから起業を考えている人たちには、そうした信念を持ってほしいと思います。
■取材後記
火の鳥――佐々木社長のことをそう形容するのは誇張が過ぎるだろうか。
30歳にして会社を設立し、連戦連敗にも挫けることなく、幅広い分野にわたって事業を展開し、波瀾万丈をくぐり抜けてその創業史を紡いできた。そんな佐々木社長には、あまりにも多くのストーリーがある。われわれは再び佐々木社長の物語を聞く機会が訪れることを切に望んでいる。