株式会社プロラボホールディングス 代表取締役兼CEO 佐々木広行のインタビュー記事を『人民日報海外版日本月刊』にて公開
日中発展協会の理事として、河野太郎会長と一緒に中国を訪問されましたが、中国の印象はどうでしたか。
佐々木 父の書斎には田中角栄に関する本がたくさんあったんですね。その影響で、小さい頃に彼の伝記を読みましたし、父は当時から中国語を学んだ方がいいと言っていて、大学の第二外国語は中国語を選択しました。そういった環境で育ったものですから、ずっと日中両国の架け橋になりたいという思いがあったのです。河野太郎さんが会長を務める日中発展協会に入ったのもそれが理由ですね。
2016年9月、わたしは河野会長について中国を訪れました。田中角栄も訪れたという迎賓館にも行きましたし、中国公共外交協会と覚え書きを交わしました。そのとき、向こうの会長の李肇星さんが、「健康産業には輝かしい前途が広がっている」とおっしゃって、わたしを激励してくれたんです。
それで責任の重さをあらためて痛感しましたし、実はそのとき心の中で誓ったんです。実際に業績を上げて日中両国の健康産業の提携を推し進めよう、そして当社の企業理念である人類の健康寿命を延ばすために尽力しようって。
中国を訪ねたあのときの経験は、実に忘れがたいものがあります。