子育て情報『夏の寝苦しい夜をラクに過ごす!赤ちゃんが寝やすい環境のつくり方【ラクに楽しく♪特集】』

夏の寝苦しい夜をラクに過ごす!赤ちゃんが寝やすい環境のつくり方【ラクに楽しく♪特集】

目次

・適切な温度は?
・冷房や扇風機の使用は?
・お風呂の入るタイミング
・服装や布団の選び方
赤ちゃんが寝やすい環境のイメージ


赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんからメッセージです。

こんにちは。助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本です。
今回は、夏の寝苦しい夜に、赤ちゃんが寝やすい環境のつくり方についてお話しします。

適切な温度は?

夏の設定温度で、最適とされているのは室温25〜27℃といわれています。赤ちゃんは眠くなると、手足や頭が熱くなるという経験をされたことはありますか?

赤ちゃんは熱を発散させて、体の温度を下げて眠ります。寝入るまでにできるだけ涼しくすることで、寝つきが良くなります。
この時に寝汗をかかないようにすることが、よく眠れるコツです。

冷房や扇風機の使用は?

冷房をずっとつけておくことに、抵抗がある方も多いと思います。しかし、反対につけたり消したりすると、室温の差で寝汗をかいて起きてしまうことがあります。寝入るまでは、設定温度を20〜23℃にして涼しくし、寝入ったら、設定温度を25℃以上にあげます。

寝入ったあとに扇風機を使うのも効果的です。扇風機は弱風にして、赤ちゃんから少し遠ざけ、直接当たらないようにしましょう。頭にタオルなどで包んだアイスノンをあてるのも効果的です。寝相が悪くて頭をのせてない赤ちゃんでも、頭の付近にアイスノンがあるだけでも涼しいようです。


お風呂の入るタイミング

体温が下がるときに眠りやすいといわれています。お風呂に入ってから2時間以内には、眠ると良いと思います。赤ちゃんはお風呂に入ったあと、体温が下がるのが早いといわれているので、30分〜1時間後でも良いかもしれません。

夏はシャワーで済ませるというおうちも多いかもしれませんが、湯船を入れて38℃程度のぬるま湯に短時間つかって体を温めると、お風呂から出て体温が下がるときに寝入りやすくなります。


服装や布団の選び方

寝るときの服装は、肌着一枚で十分です。汗の吸い取りが良い綿素材か、汗が出ても乾くのが早いメッシュ素材のものが良いと思います。脇の汗を吸い取ってもらうためには、ノースリーブよりも脇をおおう半袖のほうが良いかもしれません。

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