ショックで頭が真っ白…。1歳で虫歯、エナメル形成不全と診断されて
現在、やんちゃな5歳と2歳の男の子を育てています。長男がまだ1歳のとき虫歯になったのですが、歯科でエナメル形成不全と診断されました。結果、長男は3歳まで治療により前歯が真っ黒の状態で過ごすことになってしまったのです。一生懸命歯磨きをしていたのに低年齢で虫歯にしてしまい、後悔したエピソードや治療の様子もお伝えします。
長男が1歳で虫歯と診断
長男が1歳のとき、市役所でおこなっている任意の歯科健診に行きました。前歯が以前よりも若干、短くなったような気がして心配だったのです。ただ、歯磨きは念入りにおこなっていたので「まさか、虫歯じゃないよね」と楽観的に考えていました。しかし、歯医者さんに診てもらった直後、「これはちょっと……」とつぶやかれ、前歯が虫歯になっていると伝えられたのです。
短くなったように見えたのは、虫歯が原因で先端が溶けてしまっていたのが原因でした。早急に歯医者に通ってください、と言われました。歯磨きだけでなく、お菓子やジュースも与えずに気を付けていた私は、ショックで頭が真っ白に……。
歯医者で「エナメル形成不全」と診断
その後、すぐに歯医者に行きました。そこでもう1度診察を受けると、「エナメル形成不全ですね」と診断されたのです。エナメル形成不全の子どもは生まれつき歯のエナメル質が弱く、そのため虫歯になりやすいとのこと。
私がもっと気を付けて歯の生え始めに歯医者に連れて行っていれば、虫歯を防げたのかもしれない……と、とても後悔しました。また、前歯がちょっと短くなったような……と違和感を覚えていたにも関わらず、診察が遅れてしまったことも反省するしかありませんでした。
進行を止める薬を塗って前歯が真っ黒に
長男はまだ1歳できちんとした治療ができず、歯医者さんと相談してサホライドという虫歯の進行を止める薬を塗ることになりました。結果、長男の前歯は虫歯の箇所が黒くなってしまうことに……。口を閉じているとわからないのですが、笑うと黒い前歯が見えるため、最初はとても気になってしまいました。
初対面のママさんにも、聞かれてもいないのに「この子は歯が弱くて虫歯になって~」と説明していたほどです。しかし歯医者さんは診察のたびに落ち込む私に、「母親がどんなに気を付けていても歯の弱い子は仕方ないよ」と慰めてくれました。