赤ちゃん連れの旅行や帰省の移動をラクにするために気を付けるポイント【ラクに楽しく♪特集】
赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんからメッセージです。
こんにちは。助産師の榎本です。この夏に初めて赤ちゃん連れで帰省や旅行をするという方もいるのではないでしょうか? 今回は、赤ちゃん連れの帰省や旅行で、気を付けたいポイントについてお話します。
電車の場合
電車移動のメリットは、移動時間の短縮ですが、泣いたりぐずったりしたときは周りに気を使うため、同行者がいるほうが安心です。混雑する時間帯を避けるようにしましょう。ベビーカーは荷物がたくさんあると、混雑時にたたむのが大変なこともあり、抱っこ紐での移動のほうがラクなこともあります。
乗り換えは無理のないスケジュールになるように調べておきましょう。時間が多少かかっても、乗り換えが少ないルートのほうがラクなこともあります。新幹線は指定席をとったほうが確実ですが、お子さんがぐずってしまい、席に座っていられなかったという方も。
スペースを確保するなど、赤ちゃんのために一席多くとっている方もいます。授乳はケープをすれば席でもできますが、新幹線には多目的室があるので車掌さんに声をかけて使わさせてもらってもいいと思います。
車の場合
車移動のメリットは、プライベート空間なので赤ちゃんが泣いたりぐずったりしても気にしなくていいことです。赤ちゃんは必ずチャイルドシートに乗せて、泣いてぐずっても走行中は下ろしたり抱っこしたりしないでください。
休憩時間の目安は、1時間毎です。
チャイルドシートからおろして、抱っこしたり、おむつ交換、授乳、体を動かしたりしましょう。
チャイルドシートで体が暑くなってしまうこともあるので、冷感シートやタオルなどにくるんだ冷却剤を背中や頭にあててもいいでしょう。直射日光が当たらないように、日よけガードなども使用してみましょう。
飛行機の場合
国内線であれば、赤ちゃんは生後8日以上の新生児から乗せることができます。3歳未満の乳幼児は、大人の膝の上に乗せれば運賃は無料です。座席を使わず、料金がかからない赤ちゃんであっても予約は必要で、座席を利用しない乳幼児にも搭乗券などは発行されます(航空会社によって多少違うこともあり事前に確認しておきましょう)。