ステップアップでラクに!ひとりでお着替えができるようになる方法【ラクに楽しく♪特集】
赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士の中田馨さんからメッセージです。
こんにちは、保育士の中田馨です。1歳を過ぎると、少しずつお着替えができるようになってきます。足をズボンに入れるときに自分から足をピンとのばしてくれたり、Tシャツを頭からかぶろうとしたり。そんな様子が見られたら、お着替えの練習スタートの目安です。
今回はステップアップを踏むことでラクに、ひとりでお着替えができるようになる方法を話します。
着替えの時間を楽しくする
大人にとって着替えは、生活するうえで必要な行動の一つです。
朝、パジャマから服に着替えるのは1分もかからないでしょう。でも、赤ちゃんはそうではありません。赤ちゃんにとっても着替えは「遊び」です。「どうして余計なことばかりしているの?」と思うかもしれませんが、それは「遊び」だからなのです。大人目線で「サッと着替えてほしい」という気持ちは少し横に置いて、赤ちゃん目線で楽しく進めてみましょう。
着替えに最初からとても興味のある子どももいれば、そうでない子もいます。着替えに興味を持たない場合は、着替えるたびに「はい、手をここに入れてね」「ズボンに足を入れると足が出てくるよ~。いないいないばあ!」など、赤ちゃんが興味を引くよう、楽しい雰囲気の中で着替えをします。
まずは脱ぐことからスタート
これまでママと一緒に着替えをしてきた赤ちゃんが、徐々に自分から着替えしたいというサインを出し始めます。まず簡単なのが脱ぐこと。靴下を脱ぐことからスタートをおすすめします。最初は靴下がほとんど脱げている状態にして、最後にひと引っ張りすればスポンと脱げるところからスタート。自分で脱げたら「どうだ!」と自信になります。
次に、ズボンにチャレンジです。私の娘は、1歳前から服を脱ぐのがとても好きでした。とても速いスピードでおむつまで脱いで、気づけばすっぽんぽんになって、ハイハイしていました。
服を着せようとすると、のけぞって嫌がります。夏だったので飽きるまで付き合おう決心しました。そんなすっぽんぽん娘の時期が2週間ほど続き、ある日ピタッと止みました。
きっと脱ぐことに満足したのでしょうね。