無事出産できる!? 内診が苦手な妊婦さんの悩みに助産師がアドバイス!
そのせいか、「カーテンを開けて」という外国の方もいましたよ。
カーテンに隔たれていると、何がおこなわれるのかわからず、余計不安になってしまいますよね。ですので、次に何をおこなうのか、一つひとつ説明しながら医師は行動しているんですよ。
はずかしさ
自分のプライベートでデリケートな部分を他人に診てもらうのですから当然ですよね。診察につくスタッフが一番配慮しなければならない点でもあります。女性が内診台に上がったらすぐに医師が診察できるように準備することは当然のことですが、少しの時間でも露出が最小限になるように、バスタオルをかけるなどしています。
また、医師と女性一対一での診察にならないよう、必ずほかのスタッフが診察につくようにもしています。
とにかく診察が嫌!
必要なこととわかっていても、“腟の中に指や器具を挿入する”ということが嫌! という気持ちもわかります。「○○先生の内診は痛いけど、○○先生は平気」と言われるように、痛みが伴うこともあります。医師の手技によるものもあるかもしれませんが、内診の際にはなるべく力を抜くことがポイント。お口でフーッと息を吐くようにしてリラックスしてくださいね。
内診に抵抗感を示す女性に対して、それならどうして妊娠したのかという発言もあるようですが、やはりそれとこれとは別物のような気がするのです。実際に診察するときに抵抗感が強く、医療者側が苦慮してしまう方もいらっしゃいます。内診が嫌! →それではやめましょうではなく、必要性をきちんと説明して、なるべく苦痛がないようにして内診していくことが大切なのではないかと思います。
本当に内診が苦手という方もいらっしゃいます。
私が働いていた病院では、そのような方のカルテにはその旨が記載されていたり、カーテンを開けてほしい方には、“カーテンは開ける”と記載されていましたよ。内診に抵抗がある方は、ひと言伝えてみてくださいね。
※参考:ニュース(医療)「やっぱり苦手…「内診の目的や抵抗感を減らす方法」を助産師が教えます!」【著者:助産師 REIKO】