代々続く悪習を断ち切るために…わが子に「絶対しない」と決めたこと
と言ったのです。私は、その祖母の笑顔と台詞のギャップに、呆然としてしまいました。
そして、納得もしました。母もこうして実母に育てられていたのだと。気づかないうちに同じように子どもである私にも言葉をかけていたのだと。
「私はわが子にこんな言葉は絶対にかけない」と、そのとき強く思いました。
わが子にはなるべく挫折してほしくない、つらい思いをしてほしくない、と思います。母も祖母もそういった気持ちがあって、「できるわけない」という言葉になってしまったのかもしれません。
しかし、そのネガティブな言葉が刷り込まれて、自己評価を下げてしまうのも事実。ネガティブな言葉がけは私の代で封印して、わが子には「目標に向けて努力することができる」という自信をつけさせるような言葉がけをしていきたいと思っています。
著者:松本寛子
3児の母。結婚を機に地方へ引っ越し出産。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
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