保育士が教える!後片付けがラクになる離乳食の食べさせ方【ラクに楽しく♪特集】
「このメニューは汚してもいいよ!」と見守る気持ちも大切です。
2. 食べさせ方を工夫してみる
次に、食べさせ方を工夫してみましょう。メニューすべてを赤ちゃんの手の届くところに置くと、赤ちゃんのいろいろ確認したい気持ちが高まります。ですので、まずは赤ちゃんの手の届くところには手づかみメニューだけを準備しましょう。
例えば、おかゆ、汁物、野菜の煮物、焼き鮭のメニューだったら、赤ちゃんには焼き鮭を目の前におき、手づかみで食べるのは焼き鮭に限定します。そして、おかゆや汁物、煮物などの水分の多いメニューはママが食べさせましょう。もし、焼き鮭がなくなったら、汁物、煮物も具材だけを別皿においてあげると、手づかみで食べやすくなります。
3. 便利な離乳食グッズを使ってみる
便利な離乳食グッズを使ってみましょう。例えば、袖つきのエプロンを使うと、服が汚れにくくなります。ポケット付きのエプロンにすると、食べこぼしをキャッチしてくれます。プラスティック製のポケット付きエプロンは、食べこぼしのキャッチ力が優秀ですので、お家に1つあるとかなり重宝します。わが家はこのエプロンにかなり助けられました。外出時は持ち運びやすい紙エプロンが重宝します。
また、手づかみ食べをするときに手が器に当たってひっくり返すことがあります。それを防止するためには、器の裏に滑り止めがついているものを選んだり、シリコン製のシートをテーブルと器の間に敷くといいでしょう。
4. 食べる環境を整えてみる
食事時の環境を整えてみましょう。例えば、赤ちゃんの椅子の下にレジャーシートを敷いてみましょう。そうすると食べこぼしてもレジャーシートを洗うだけでOK!下に敷くのを新聞紙にすれば新聞紙を捨てるだけでOKです。
また、テーブルや椅子も汚れるので、丸洗いできる素材のものを使うと汚れてもスッキリきれいになります。また、食器をひっくり返したりすることもありますので、サッと拭けるように大きめの台拭きをそばに置きます。また、食べた後に着替える服を準備して置いたり、すぐにシャワーができるようにしてもいいですね。
1日3回の食事すべてを手づかみ食べさせなくてもOK。まずは、ママが一番余裕のある時間帯の食事、1日1回からスタートしてみましょう。