ベビーバスを使った沐浴方法!イラスト付きで手順&ポイントを解説
・毎日決まった時間帯に沐浴することで授乳のタイミング、ママの食事やお風呂に入る時間、睡眠や休息の時間などをパターン化できます。また、赤ちゃんも毎日同じような流れを繰り返すことで生活リズムが整えられます。
・慣れるまで、可能であれば大人が2人以上いる状況で沐浴をしましょう。家族内でのサポートが不足する場合は、居住地の保健所や保健センターへ相談して、産後のヘルパー派遣の利用をしましょう。
【室温】
20℃前後を目安に。寒すぎず、暑すぎない環境。
【湯の温度】
38~40℃程度。
【入浴時間】
湯に浸かる時間は5分程度。
服の着せ替えも含めて10分程度。
あまり長いと赤ちゃんが疲れたり、湯冷めします。
【洗い方】
固形石けんや液体石けんを使用するときは、そのまま直接体につけるのではなく、しっかり泡立てて、泡で優しく汚れを浮かせながら素手で洗いましょう。
【保湿】
生後間もない時期から保湿をすることは、肌のうるおいを保ち、バリア機能を補い、湿疹やアトピー性皮膚炎、その他のアレルギー疾患の予防になります。
入浴後に保湿しないと、入浴前よりも皮膚は乾燥します。沐浴や入浴した後、5分以内を目安に保湿剤を塗ると効果的です。保湿剤は、たっぷりと皮膚にのせるように塗りましょう。
沐浴を控えたほうが良いとき
赤ちゃんが発熱しているとき(目安:37,5℃以上)やいつもより眠っている時間が長いとき、元気がないときは沐浴を控えます。
首回り、わきの下、おしり、足の付け根など汗をかきやすく汚れやすい部位だけ、湯で絞ったガーゼやタオルで拭いて着替えさせましょう。
沐浴の手順
1.湯で絞ったガーゼで顔を拭く。
2.赤ちゃんの服を脱がして、赤ちゃんの首から頭を支えたまま、沐浴布で体を覆い、足からゆっくり湯に入れる
3.頭を泡で優しく、手指の腹でなでるように洗う。洗い終えたら、湯をかけてすすぐ。
4.首→胸→おなか→両腕→両足を泡で優しく、手指の腹でなでるように洗う。皮膚の重なっている部分やくびれた部分も丁寧に洗い、湯をかけてすすぐ。
5.背中を手指の腹でなでるように洗う。