ベビーバスを使った沐浴方法!イラスト付きで手順&ポイントを解説
洗い終えたら、湯をかけてすすぐ。
赤ちゃんの扱いに慣れるまでは、赤ちゃんを下向きにして入れる方法にこだわらないで大丈夫です。あお向けのまま背中を洗いましょう。
6.外陰部とおしりを手指の腹でなでるように洗う。洗い終えたら、湯をかけてすすぐ。
【男の子】
おちんちんを持ち上げるようにして親指と人さし指でやさしく洗う。陰嚢の前側と裏側も忘れずに。
【女の子】
外陰部のひだの部分は指の腹でそっとなでるように洗う。
細菌感染を防ぐため、前側から後ろ(尿道口から肛門に向けて)の方向へ洗う。
7.泡が残っている場合はかけ湯もしくはシャワーをかけてすすぐ。
全身の水分をよくふき取り、おへその消毒をする。
8.保湿をした後、おむつを当てて、服を着せる。
9.必要があれば、綿棒で耳と鼻の手入れ。1週間に1回程度爪切り。
赤ちゃんが動くようであれば、沐浴直後に無理にやらないでOK。
10.赤ちゃんが欲しがるようであれば、授乳しましょう。
まとめ
初めての沐浴も久しぶりの沐浴も、緊張することでしょう。準備さえしっかりと整えていれば大丈夫です。慣れるころにはベビーバスを使った沐浴は卒業です。沐浴は意外と体力を使うものなので、家族で協力して行いましょう。家族内のサポートが不足する場合は、居住地の保健所や保健センターへ相談して、産後のヘルパー派遣を利用しましょう。
また、最近ではベビーバスを使わないシャワーで沐浴する方法も主流になってきました。やり方は以下を参考にしてみてくださいね。
監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生
愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医
著者:助産師 古谷真紀
一般社団法人産前産後ケア推進協会プロジェクトリーダー
大学病院勤務を経て、2015年より現職。妊娠中や産後の女性のココロとカラダの相談、ママパパ&赤ちゃんのちょっと気になるコトに日々応えています。