子育て情報『授乳をお休みしたけど乳腺炎が怖い…。ママの悩みに助産師がアドバイス!』

2019年12月31日 12:35

授乳をお休みしたけど乳腺炎が怖い…。ママの悩みに助産師がアドバイス!

授乳後に乳頭が丸くなっていないか、つぶれていなければじょうずに含ませられています。おっぱいは左右均等に授乳するように心がけてください。

乳頭・乳輪部マッサージをおこなう

乳頭や乳輪部が硬いときやむくんでいるときは、授乳前に乳頭・乳輪部のマッサージをおこないます。マッサージをおこなうことで柔らかくなり、開通が良くなって乳頭亀裂を起こしにくくなります。また、乳頭を突出させて赤ちゃんが吸いつきやすくする効果があります。

【マッサージ方法】
1.おっぱいを片手で持ち上げて、乳頭が正面を向くようにします。
2.親指・人差し指・中指で乳頭をつまみ、3秒圧迫します。乳頭が硬い場合は5~10秒かけてやさしく圧を加えながら圧迫します。
乳頭・乳輪部の位置や方向を変えて、各1分程度圧迫します。乳頭や乳輪部が硬い場合は2~3分くらいマッサージしてください。
3.横方向、縦方向にもずらします。慣れてきたら柔らかくなるまでもみます。

赤ちゃんの口の外し方を工夫する

授乳後に、赤ちゃんの口を乳頭から外すときは乳頭を引っ張られないように赤ちゃんの口角に指を入れてから外すようにすると、乳頭が切れてしまうのを予防できます。


清浄綿は使用しない

乳頭を清浄綿で拭き取ると、保護の役目をしている皮脂を拭き取ってしまい、乾燥することがあるので使わないようにしましょう。また、乾燥予防のために、授乳後に保湿剤を塗るのもおすすめです。

おっぱいが張っているときは搾乳する

おっぱいが張っているときは乳輪部が硬くなるため、浅く含ませがちになります。授乳前に軽く搾乳することでおっぱいが柔らかくなって赤ちゃんが吸いやすくなります。

※参考:基礎知識(ベビー)「【医師監修】乳頭亀裂(乳頭裂傷)になったときのケア方法とならないための予防方法とは」【監修:医師 松井 潔 先生小児科 | 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長】


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