「初めてじゃそんなものか」医師がつわりのつらさを理解してくれなくて…
当初は妊娠25週ごろまでに転院しようと考えていましたが、先生の言葉が忘れられず、予定を早めて妊娠16週で転院することに。
転院先で健診時に体調はどうかと尋ねられ、私は返答に迷いました。また軽くあしらわれてしまったらどうしよう? でも、もう一度だけ言ってみようか。そして転院先の先生も、私が大げさだと言うのなら、自分の弱さを受け入れよう。そう思って、つわりがつらいことを伝えました。すると先生は「薬を飲んでみる?」と言ってくれたのです。処方された吐き気止めや胃薬、ビタミン剤を飲むと、友人と外でランチを楽しめるまで劇的に良くなりました。
妊娠中でも問題のない薬のようですが、やはり気が引けたのでむやみに飲まないようにしていました。
それでも薬があるから、もしものときも大丈夫だという安心感があり、外出も楽しめるようになったのです。薬一つで生活が変わるほど体調も気持ちもラクになるのなら、早くに転院すればよかったと今でも後悔しています。病院を選ぶ際には、先生との相性も大切なポイントだと感じたできごとでした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:結城あかね
1歳男児の母。登録販売者としてドラッグストアに勤務。現在は育休中。
これまでの経験をもとに、子育て・恋愛・ライフスタイルに関する記事を執筆している。