「えっ、面倒くさそう…!」話を聞いてくれない夫にやってはいけないこと
と感じ、面倒だという印象を持ってしまうのです。
さらには「A幼稚園がいいと思うんだけど」と言う妻に「じゃあ、A幼稚園でいいんじゃない」と返したところ、妻に「もっと真剣に考えてよ!」と言われてしまうと、夫は疲れがドドッと出てしまいます。どこの幼稚園がいいか一緒に話し合ってじっくり結論を出したい妻と、結論が出れば良いと思っている夫。ここですれ違いが生じてしまうのです。
話し合いをする準備をしましょう
こうした夫には、先述したようにあからさまに悲しい気持ちを表現したり、攻撃的になったりするのはNGです。多くの場合、悲しい顔をされたりすると、男性は何が起こっているのか理解できず“面倒くさい”と感じます。攻撃的になられた日には、「疲れて帰ってきたのになんだよ!」とますます話し合いどころではなくなってしまいます。
では、どうすればいいのでしょうか。
・メールやSNSを利用する
夫が帰宅するまでに、メールやSNSで話をしたい要件を伝えておくといいでしょう。夫の都合の良い時間で要件を確認できる上、そのことについて家に帰ったら話すんだな、という準備が夫側にできます。
・時間を置く
帰宅してすぐだと、夫側は話をする準備ができていないかもしれません。声をかけてもよさそうな時間が訪れるまで待ちましょう。大丈夫かな、と思ったら、「ねえ、あのさあ」というあいまいな感じではなく、「ちょっと今話せる?」と話す目的があることを示しながら話しかけましょう。
・話をする目的を明確にする
「○○について話したい」と話す目的ははっきり伝えましょう。妻だって忙しいのに面倒ではありますが、これらを試してみると、夫の聞く姿勢が変わってくる確率が高まります。
決して妻と話をしたくないと思っているわけでもなく、妻のことを嫌いなわけでもありません。
じょうずに話し合える状況をつくってコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。
著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコ
メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
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