温泉には入っちゃダメ? 妊娠中に避けたほうがいい温泉や注意点はコレ!
:和歌山県の川湯温泉など
④ 飲むことで便秘解消が期待できる「硫酸塩泉」:群馬県の法師温泉など
⑤ 炭酸の泡がさわやかで心地よい「二酸化炭素泉」:大分県の長湯温泉など
⑥ 酸化で赤褐色の温泉水に変化する「含鉄泉」:兵庫県の有馬温泉など
⑦ 殺菌効果がある「酸性泉」:秋田県の玉川温泉など
⑧ 時間が経過すると黄色く変色する「含よう素泉」:千葉県の青堀温泉など
⑨ 卵の腐敗臭のような独特の臭いが特徴の「硫黄泉」:神奈川県箱根温泉郷の小涌谷温泉など
⑩ ごく微量の放射能を含む「放射能泉」:鳥取県の三朝温泉など
皮膚が普段以上に敏感になっている妊娠中は、塩分が主成分の②塩化物泉、硫黄が含まれる⑨硫黄泉、放射線を含む⑩放射能泉などの刺激が強い温泉は避けたほうがよいでしょう。
温泉に入る際に気を付けなければいけないこと
温泉入浴により、ストレスの発散や気分のリフレッシュが期待できますが、万が一のトラブルを避けるためにも、事前に注意点を理解しておくことが大切です。
●妊娠中における温泉入浴時の注意事項
1湯温と入浴時間
42℃以上の湯温の温泉に10分以上入っていると、血圧の上昇を引き起こしてしまうことがあります。そのため、入浴前に湯温を確認し、入浴後は入浴時間が長くならないように気をつけることが大切です。
2のぼせや湯疲れ
いつも以上にのぼせやすい妊娠中は、入浴前後にしっかりと水分補給をしましょう。また、温泉による効果を期待して何度も入浴すると、体に負担がかかってしまいます。温泉入浴は1日2回までを目安にしましょう。
3入浴時の足元
妊娠中は、大きくなったおなかによって足元が見えづらくなります。
段差などがないかよく確認して歩くことが大切です。岩場などの温泉は特につまずきやすいため、控えたほうがよいでしょう。
泉質によっては浴場が滑りやすくなっていることもあります。妊娠中に温泉を楽しむのであれば、ひとりでの入浴を避けるのがベストです。夫婦で温泉旅行に行くのであれば、温泉入浴をより安全に楽しめるよう、家族風呂などをうまく活用するのも1つの方法です。
温泉に入ることによる効果
妊娠中は普段の生活でも気にすることが多く、ストレスが溜まりやすいです。温泉には、そのような日ごろのストレスを発散する効果があります。