2020年10月16日 15:30
「かわいそうに」知らない人にも言われ…わが子の顔を見るたびに悩む日々
乳児湿疹に悩むママの体験談を紹介しています。生後2カ月でお子さんの両頬にプツプツと湿疹ができ始め、真っ赤に……。小児科を受診し薬を処方され、治るまで悩む日々を過ごされたそうです。
私は、3歳の男の子と0歳の女の子の母親です。長男がまだ0歳のころ、両頬にプツプツと乳児湿疹ができ始め、悪化して真っ赤になってしまった経験をお話ししたいと思います。それは、長男の顔を見るたびに悩む日々でした。
両頬に…
初めての育児で手探り状態の日々。1カ月健診も何事もなく終わり、里帰りしていた実家から自宅に戻ったころから長男の両頬に赤くプツプツとした湿疹ができ始めました。
ちょうど地域でおこなっている乳幼児の健康相談があり、そこで保健師さんに相談。
今の時期は湿疹ができやすいことを教わりました。また、小児科を受診すれば薬も処方してもらえるかもしれないので、受診してみては?とすすめられ、小児科を受診することにしました。
つらい日々
小児科を受診すると、医師から今の時期はよくあることだと保健師さんと似た内容を説明され、よく泡立てたせっけんでやさしく洗うことや薬の塗り方などのアドバイスを受け、薬を処方してもらいました。しかし、薬を塗り始めても一進一退でなかなか改善されず……。
児童館へ行っても他の赤ちゃんはきれいな肌なのに……と落ち込み、時にはお散歩をしていて、長男の顔を見た知らない方から「かわいそうに」と言われ涙。長男の笑顔を見ていても、両頬が真っ赤になっている顔を見るとつらくなることもありました。
成長すると
なかなか改善しない日々が続き、冬場は乾燥肌も加わりました。抱っこしていると、かゆみからか自分の顔を私の体でスリスリするので、両頬はさらに赤くなりました。そして少しずつ暖かくなり、長男が1歳になるころから少しずつ改善。かゆそうにしていた時期もありましたが、かくこともなくなりました。
薬は見た目が治っても医師の判断があるまでは塗り続けるように言われていたので、見た目が治ってからも3カ月ほどは塗り続け、ようやく薬を塗らなくてもいいと言われたときは本当にうれしかったです。
長男は3歳になり、両頬に湿疹ができることはほぼなくなりました。冬場は乾燥で湿疹ができ、かゆみが強くなってしまうこともあるので、そのときだけは皮膚科を受診し塗り薬を処方してもらっています。