会陰マッサージに使ってもいいオイルは? 保湿だけでも効果はある?
会陰マッサージの際には、植物性のオイルを使用します。主な植物性オイルには、ホホバオイル、オリーブオイル、カレンドゥラオイル、スイートアーモンドオイルなどがあります。
マッサージをする前には、パッチテスト(腕の内側などに10円玉大にオイルをつけて、少し時間をおいて赤みや痒みがないか確認)をしましょう。
会陰マッサージはどうやるの?
体勢は立った状態で、片足を安定した椅子などに乗せるとやりやすくなります。転倒には十分気をつけてください。手を清潔にして、爪は短く切っておきます。
膣の下側の会陰にオイルをつけてから、オイルをつけた親指を膣に入れて、膣を中心として3〜9時の方向をマッサージしていきます。親指を立てるようにし、他の指は握るとやりやすいと思います。
肛門方向へゆっくり押し下げるようにします。指を挿入する深さは最初は浅くし、慣れてきたら親指第一関節ぐらいまで入れてみましょう。
簡単会陰オイルパックとは?
会陰マッサージの他に、会陰のオイルパックも効果的です。オイルが浸透して皮膚がやわらかくなります。やり方はとても簡単です。
【1】 コットンにオイルを浸し会陰の部分に当てます。
【2】 下着が汚れないように、ナプキンなどをあて、30分~1時間浸透させます。
会陰マッサージの効果は、会陰の裂傷予防だけでなく、赤ちゃんの出口である膣や会陰に実際に触れて、出産時の心構えや出産のイメージがついてくるという効果もあるようです。
出産に向けての準備として、試してみてくださいね。
※参考:ニュース(ママネタ)「お産がラクになる!会陰マッサージ&会陰オイルパックの方法【ラクに楽しく♪特集】【著者:助産師 榎本美紀国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー】