話題のママペイも効果なし!?自粛生活の理想と現実、私が気付いたこと
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月から小学生・幼稚園児である上の子3人が長期休みに入りました。母親として、この自粛を何もできないマイナス期間と捉えるのではなく、良いところを見つけて有意義な期間にしよう、子どもたちとたくさん関わろうと意気込んではいるのですが、2歳から8歳の4人きょうだいをひとりで相手にする毎日は、なかなか理想通りにはいきません。そんな空回りの日常とそのなかで私が気付いたことをお伝えします。
ちまたで話題のママペイも効果なし
SNSで話題の“ママペイ”とは、お手伝いや勉強などに応じてペイ(ポイント)がもらえ、貯まったら子どもの好きなものと交換するというシステムです。
わが家でも生活習慣の引き締めやお手伝いを期待して導入しましたが、以前からお手伝いに応じてポイントやおこづかいを渡していたこともあり、目新しさがなかったのか子どもたちはまったく食いついてくれません。子どものモチベーションを上げることや続けることの難しさを痛感したと同時に、結局誰もお手伝いをしようとしないため、私の孤軍奮闘が続いています。
アナログVSデジタル
せっかく家の中にいるのだから、普段できない工作や学習をしようと張り切った私が誘うものの、すぐ飽きる子どもたち。挙げ句、ゲームや動画に流れてしまいます。宿題も同じで、「あとでする」のオンパレードになるため、最終的に私が声を荒げてさせる始末。
自粛期間は時間に縛られることがなくのんびりしていていいなと思う反面、のんびりしすぎてしまいます。幸い人の少ない田舎に住んでいるため、外遊びをしている間は親子ともにデジタルから離れられるので、うまくバランスをとりたいと思っています。
子どもから“足るを知る”を学ぶ
自粛が始まって心配していたことの1つに、子どもたちが毎日同じような場所や物で遊ぶことになるので、退屈するかなというのがありました。しかし、実際は今ある物で次々とクリエイティブに新しい遊びを思いつく子どもたちの姿に、“足るを知る”を気付かされました。
目の前にいる子どもたちが元気でいてくれることのありがたさを感じながら、「まずはしっかり目の前のことと向き合っていこう」と、自分に言い聞かせています。
子どもたちが常に家にいると、喧嘩が絶えなかったり、家事が追いつかなかったり、結局のところ子どもにしてあげたいことは思うようにはできていません。