子育て情報『子宮の真ん中に着床していないとダメ? ママの疑問に助産師が答えます!』

子宮の真ん中に着床していないとダメ? ママの疑問に助産師が答えます!

卵管が狭かったり受精卵が子宮内膜に行きつく機能が弱い等が原因となります。子宮外妊娠は最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きません。卵管など狭い場所で着床すると、卵管の細さに耐え切れなくなって流産することがあります。卵管で流産が起こると出血が腹腔内にたまり、下腹部に痛みなどが現れます。また、卵管自体が破裂した場合は大出血が起こり、激痛に襲われます。この場合は緊急の手術が必要です。

残念ながら、前もって子宮外妊娠を予防する手立ては今のところありません。初期に妊娠検査薬で調べてみても正常妊娠と変わらない反応が出ますが、妊娠したと安心せずに早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかどうか確認してもらいましょう。


少しでも下腹部に不快感があったり出血があるようなら、すぐに受診することを心掛けましょう。妊娠のごく初期では出血も少なく下着にうっすらとつくだけで、子宮外妊娠とは気付かないこともあるかもしれません。また、子宮外妊娠ではだらだらと出血が続くことが多いため、生理と間違えやすいこともあります。

※参考:基礎知識(妊娠中)「子宮外妊娠とは」【監修者:医師 天神尚子 先生産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長】
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