ベビーマッサージはいつ・どのようにおこなえばいい?助産師が教えます!
・足首を支える手を替えて、次は足の内側を軽くなでおろす。
※左右おこないましょう。
おしりのマッサージ
・片足のかかとをおなかに近づけるように、自然に足を曲げて、片手で軽く支える。
・もう一方の手で、おしりの仙骨部分に◯を描くようにさする。
※左右おこないましょう。
おなかのマッサージ
・手の力を抜いて、そっと赤ちゃんのおなかの上におく。
・おへその周りを時計回りで◯を描くように手を動かす。このとき、おなかを押すのではなく、手の重さだけで◯を描くようにするのがコツ。
胸のマッサージ
・両手を赤ちゃんの胸の中央に置いて、肩と胸をさする。
・ハートを描くように手を動かす。
顔のマッサージ
・赤ちゃんの顔にやさしく手を置く。
・指先をおでこの中央から外側に向かってそっとやさしくすべらせる。
背中のマッサージ
・両手をカップのように軽く丸めて、力を抜いた手の重みだけで、背中の上から腰に向けてやさしくリズミカルにふれる。
・背中から腰に向けてやさしくなでるだけでもOK。
※赤ちゃんがうつぶせを嫌がらないときにおこないましょう。
終わりのマッサージ
・おでこ→肩→腕→足→つま先まで、やさしくなでおろす。
安全なベビーマッサージをするための注意点
ベビーマッサージは必ずしも誰かに習わないといけないものではありませんが、赤ちゃんを連れた外出や親同士の友だちづくりのために、ベビーマッサージの講座へ行こうと思っている方もいるでしょう。ベビーマッサージを習いに行く際には下記の3点に注意してください。
①ベビーマッサージは親が赤ちゃんにおこなうものです。
ベビーマッサージは親が赤ちゃんにおこなうもので、講師やセラピストなどベビーマッサージを教える者が赤ちゃんにおこなうものではありません。日本国内では、按摩マッサージ師の国家資格をもつ者以外はマッサージという言葉を使用できません。ベビーマッサージを普及する団体の認定資格を取得しても、施術としてのマッサージができるわけではありません。
②ベビーマッサージはオイルを使う必要はありません。
ベビーマッサージはスキンシップの1つなので、オイルなどを使用しなくても大丈夫です。