ベビーマッサージはいつ・どのようにおこなえばいい?助産師が教えます!
お風呂後など保湿剤を使ってスキンケアをする際に、ベビーマッサージの手順を応用してもかまいません。赤ちゃんはにおいに敏感なため、アロマオイルやエッセンシャルオイルを使用することは避けましょう。もしオイルを使用する場合は、植物を原料にしたにおいのないベースオイル(キャリアオイル)を使用しましょう。化粧用オイルとして市販されているホホバオイルやスイートアーモンドオイルが適しています。
ベビーマッサージを普及する団体によっては、ごま油などの食用油でマッサージすることをすすめるところもあるようですが、それは間違った方法です。赤ちゃんの皮膚に赤みや炎症を起こしたり、アレルギー発症の原因となる危険性がありますので、絶対に食用油を使わないでください。
③ベビーマッサージを習うときは信頼できる人や団体で学びましょう。
ベビーマッサージについて調べると、タッチ〇〇、〇〇セラピー、ベビー〇〇、インファント〇〇、アロマベビー〇〇、アタッチメント〇〇など、さまざまな方法のベビーマッサージがあるように感じるかもしれません。
国内で普及しているベビーマッサージは、民間団体が独自にプログラムの開発や資格の認定等をおこない普及しているもので、定義や方法・手順・効果・資格など専門的な施術として統一されているわけではありません。
ベビーマッサージに関連する名称や方法、スキルなど、知名度が上げるためにwebやSNSで検索されやすい用語や名称、商標登録された呼称で普及していることがあります。さまざまな呼称があることで、結果的にベビーマッサージについて知りたいと思った親子にとっては安全な方法を選択しづらいのも事実です。
ベビーマッサージを習いたいと思ったときは、身近な人やweb上の口コミだけでなく、居住地の自治体が主催している講座などを参考にしましょう。高額な受講料を支払う、アロマオイルなど物品の購入を強要する、適切な医療から遠ざけようとする講師や団体が開催する講座やセミナーに気をつけましょう。
※参考:基礎知識(ベビー)「【医師監修】ベビーマッサージの効果と方法は?」【監修者:医師 松井 潔 先生小児科 | 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長】
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