子育て情報『子どもが突然足の痛みを主張!3~5歳の子どもに起こりやすい成長痛とは』

2020年8月30日 06:30

子どもが突然足の痛みを主張!3~5歳の子どもに起こりやすい成長痛とは

目次

・レントゲンを撮っても異常はなし!? 成長痛の症状とは
・どうして幼児期に成長痛が起こるの? その原因とは
・治療法と受診の目安はどれくらい? 普段から注意すべき点とは
子ども足


子どもが何度も足の痛みを訴えてきたら、病院へ行ったほうがいいのかと心配になりますよね。ただずっと痛がるわけではないのなら、それは成長痛かもしれません。3~5歳あたりは「一次成長痛」として足の痛みが出やすい時期と言われています。そこで今回はその原因や対処法などを詳しくご紹介していきます。

レントゲンを撮っても異常はなし!? 成長痛の症状とは


女の子足痛がる


3~5歳あたりで現れる足の痛みは「一次成長痛」と言われ、よくみられる症状です。成長痛は、けがなどとは違い、夕方から夜(寝ている間)に痛みを感じることが多いのですが、ずっと痛がるわけではなく、月に1~2回、もしくは週に1~2回など不定期に現れます。昼間、遊んでいる時間などに痛みを訴えることは少なく、痛がる部位に腫れはなく、押すと痛みを感じることもありません。

さらにレントゲンを撮っても特に異常は見当たりません。そしてママやパパがさすってあげたり、触ってあげると痛みが緩和します。このような状態が続くようなら、成長痛が考えられます。痛む場所はひざが一番多いですが、ふくらはぎ、すね、かかと、足の関節、太ももなど足のさまざまな部位に現れます。

また、痛む場所がいつも同じではなく、その時々によって変わり、痛む期間も数カ月から長い場合は年単位で続くこともあります。


どうして幼児期に成長痛が起こるの? その原因とは

お母さん疑問


原因は今のところはっきりしていません。よく言われている、骨の成長に伴って痛みが発生することは医学的にはありません。ただ、ストレスは関係しているのではないかと考えられており、子ども自身が成長の過程で感じるいろいろなストレスが足の痛みとして現れることがあるようです。

3~5歳児の場合、食事やお風呂、歯磨きなど自分ですることも増え、さらに保育園や幼稚園の通園による集団生活や友人関係など、規則正しい日常生活を送ることや環境の変化で疲れてしまい、ストレスになってしまうことがあるようです。 

さらに幼児期は足の発達が未熟なため、偏平足や関節がやわらかい場合もあり、日中たくさん走り回ると、筋肉が疲労するため夕方から夜間に足の痛みやだるさ、不快感が出ることも原因の1つと言われています。


治療法と受診の目安はどれくらい? 普段から注意すべき点とは

成長痛は痛みがずっと続くものではないため、仮病ではないかと思われがちですが、痛いものだと理解してあげましょう。

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