「全力疾走がまずかった…」育児疲れのなかでアレルギー発症!私を襲ったアナフィラキシーショック
私は3人の子どもを育てる母親です。1番上の長男が生後10カ月のころ、日々の疲れからか体の不調が続いていました。体の不調が続くなかで食物アレルギーを発症し、さらにアナフィラキシーショックを起こしてしまったときの体験をお話しします。
育児疲れで体調を崩しがちに…
初めての育児に奮闘していた私は、毎日息をつく暇もないくらい走り回っていました。とにかく長男の世話に一生懸命になり、自分の食事はいつも後回し……。授乳中なのに朝食や昼食をとらない日も多く、ついに体調を崩しがちになってしまいました。特に多かったのが、アレルギー症状です。
私は幼いころからアレルギー体質で、アトピーやアレルギー性結膜炎などをよく起こしていました。私にとってはよくあることだったので、大人になってからもあまり気にせずに毎日を過ごし、育児に奮闘するのでした。アレルギーの恐怖が待ち受けているとは知らずに……。
アレルギー傾向のある果物を口にして!?
パートが休みだったある日、リフレッシュのために子どもを保育園に預けて姉とカフェに行くことになりました。久々の自由時間に私はウキウキ。行きつけのカフェに着くと、私は洋なしのタルトを注文しました。
私は果物のアレルギーが多く、中学生のころ給食のキウイフルーツでアナフィラキシーショックを起こしたことがありました。しかし洋なしでアレルギー症状が出たことはありません。年々アレルギー症状の出る果物が増えている自覚はありましたが、特に気にせずに洋なしのタルトを完食しました。
全力で走ったあとに全身を襲った痒み!
久々の自由時間がうれしかった私は、保育園に伝えていたお迎え時間ギリギリまでカフェでお喋り……。夕方になりお迎えの時間が迫った私は、猛ダッシュで長男を迎えに行きました。
以前キウイフルーツでアナフィラキシーショックを起こしたとき、運動するとアレルギー症状がひどくなると伝えられたことをすっかり忘れていたのです。
全力で走ったあとに長男を連れて帰宅した私は、体の異変を感じとりました。全身が痒くてしょうがないのです。10分ほど経つと顔が腫れてきたのでおかしいと思い、義母に長男を預けて病院に向かうことにしました。
病院のロビーで意識がもうろうとし始め…
病院に向かったものの以前経験した息苦しさがなかったため、私は安心しきっていました。