子育て情報『【アフターピル】誰にもバレずに買ったり、飲んだりできる?【医師監修】』

【アフターピル】誰にもバレずに買ったり、飲んだりできる?【医師監修】

当然、高額になります。お金のことだけを考えれば保険診療のほうがいいと感じますが、保険診療は対応できる病気や治療方法、処方できる薬の種類など指定されている内容が多く、患者さんの状態や場合によってはベストではない治療方法を選ばざるをえないことも。その点、自費診療は医師の裁量権が高くなります。

前述したようにアフターピルは自費診療となるので、風邪などで医療機関を受診した時よりもお金がかかるのです。

飲んだことがわかるような症状はある?

服用後に副作用で吐き気や嘔吐、頭痛、倦怠感などの症状がでることがありますが、第三者がアフターピルの服用後だと断定できるような、明らかな症状はありません。また、副作用は、通常は1日程度でおさまります。周りの人からは具合が悪いことを心配されるかもしれませんが、自分から「アフターピルを飲んだ」と言わなければ知られることはありません。

アフターピルを飲むと、むくみやすくなったり、過食になりやすくなったりします。
そのため、太ったと感じることがありますが、周りから指摘された場合でも「アフターピルを飲んだ」と断定されることはないので安心してくださいね。

自分から言わなければ、アフターピルを買ったことも飲んだことも、周りからはわかりません。医師は患者さんの個人情報を守るための守秘義務があるため、たとえお知り合いが同じ病院に行ったとしても、医師から話すことはありませんので安心してください。

アフターピルは避妊に失敗したタイミングから、72時間以内にできる限り早いタイミングでの服用が推奨されている薬です。必要な状況になったときは「誰かにバレるかも……」と心配せずに、近くの婦人科、またはオンライン診療で、できるだけ早くアフターピルを処方してもらうことをお勧めします。

監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。
2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

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