えっ、私の胸、大丈夫!?断乳後のケア指導に従っていたら…
できる限り、自然に流れ出る程度で、自ら搾らないほうが、早く断乳が成功しますよ。
※参考:ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナー
※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください。
断乳後の搾乳はどうしたらいい?
乳房内に母乳が残った状態が続くと、自然に母乳分泌が減っていく特性があります。これを使って、母乳量を減らしていきます。
手搾乳がおすすめですが、量が多い方は搾乳器でも大丈夫です。搾乳器の場合は、残っているところがないか最後に触ってチェックし、手搾乳で仕上げをすると良いと思います。搾乳の合間に張りが強くなってもできるだけ搾乳しないでおきましょう。どうしても張りが強く我慢できない場合は、少し(10cc程度)圧抜き程度に搾乳します。
その場合は、乳首を刺激しないように乳房を縦や横方向で圧迫するおにぎり搾りをします。
最終的に、初乳のような黄色の粘稠性のある母乳になってきたら終わりが近いサインです。
張りを予防するためにできること
おっぱいを温めないように、お風呂のときは湯船におっぱいが浸からないようにしましょう。シャワーも直接当てずに、背中側から当てるようにしましょう。
おっぱいを冷やす場合は小さな保冷剤をガーゼなどに包み、脇の下に入れておっぱいにいく血流を減らし、母乳が作られるのを抑制します。市販の冷却ジェルシートなどを脇に貼っても良いでしょう。おっぱい全体が熱をもつようでしたら、乳房も濡れタオルや市販の冷却ジェルシートなどで冷やしても大丈夫です。
断乳時に母乳外来を受診したほうがいい場合
以下の場合は、断乳を自己判断で進めたりせずに、母乳外来や助産師に相談されたほうが良いでしょう。
●乳腺炎などトラブルを繰り返していた
●授乳回数が6〜8回以上、または母乳分泌が多い
●断乳を始めてから、おっぱいの一部が赤くなる、もしくは発熱や悪寒・頭痛などがある
●搾乳をしても、張りや母乳の残っているシコリがとれず痛みがある
また、おっぱいの張りが強すぎて、痛くて自分で搾乳できない場合も相談してみましょう。
※参考:
ニュース(ママネタ):「断乳ってどうやるの?なるべくラクにする方法(実践編)