子育て情報『保育園で子どもたちに大人気! 現役保育士がおすすめする「夏に楽しめる絵本」4選』

2021年7月8日 21:00

保育園で子どもたちに大人気! 現役保育士がおすすめする「夏に楽しめる絵本」4選

シリーズの1冊です。こぐまちゃんがお母さんにスコップを買ってもらったところから物語がスタートします。

穴を掘ったり、どろんこを丸めておだんごを作ったりしているところに、お友だちのしろくまちゃんがやってきます。しろくまちゃんとケンカして、仲直りしながら、豪快にどろんこあそびをします。

どろんこあそびは年中できる遊びですが、特に夏は、水も使いやすいので豪快に遊べます。「泥だらけになっても、水でびちゃびちゃになっても平気!」と思えるのが夏のどろんこあそびのいいところ。汚れてもOKな服装になって「さあ、今日はこぐまちゃんみたいに、めいっぱいどろんこあそびをするぞ!」という日を作っても楽しいですよ。

『999ひきのきょうだい』(ひさかたチャイルド)

『999ひきのきょうだい』(ひさかたチャイルド)


木村研さん文、村上康成さん絵の大人気「999ひきシリーズ」の1冊目になります。


春にかえるのお母さんが田んぼに999個の卵を産んだところから物語が始まります。998匹のオタマジャクシは産まれて、もう足が生えてきたというのに、一番先に産んだ卵がなかなかオタマジャクシになりません。お母さんが怒ると、ようやく産まれたのは体の大きいオタマジャクシ。そんな999匹の兄弟たちがヘビに襲われても、協力し合いながら生きていく様子が描かれている絵本です。

途中にしかけがあるのですが、その迫力に、私の保育園の子どもたちは目を真ん丸にしています。

春には、田んぼなどにいるたオタマジャクシは、もうカエルになっていると思います。絵本を読んでから、田んぼにカエルを探しにお出かけするのも楽しいですね!

夏にちなんだ絵本を4冊紹介しました。今回は、生き物への興味関心や、自然の中での遊びにつながる絵本ばかり。
日々の遊びの中に取り入れてみてくださいね! 

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。

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