「サービスのつもりが…」入院前日の子どもたちがやさしすぎて泣いた…/40代婦人科トラブル#48
実録!40代婦人科トラブル第48話。Michikaさんは中2、小4、小3の三姉妹を育てる母。しかし40代になって久々に受けた健康診断で大きくなり過ぎた子宮筋腫が判明し、2020年の年末に子宮を全摘されたそうです。子宮内膜症でもあったというMichikaさんの手術までの日々をマンガでつづります。【医師監修】
「同じような病気で悩んでいる誰かのお役に立てれば」という気持ちで、描き始めたというMichikaさん。婦人科の病は、女性なら他人事とは思えませんね。
Michikaです。こちらは2020年末に子宮筋腫の治療で子宮を全摘出した体験を元に書き起こしたオリジナル漫画です。
病気治療記と言っても、専門的な知識があるわけではない素人の主観的な記録です。実際に体調に不安のある方の治療のきっかけや不安の解消に繋がれば幸いではありますが、参考程度にしていただき、必要な方はちゃんと病院に行って診てもらってくださいね。
※実際にはマスクをしている場面も、イラストでは省略しています。
入院前日、みんなで映画を観に行きました。
しかし、映画の途中、トイレに行きたくなった次女。いつも通り私が一緒に行こうとすると「ねぇねと行くっ‼︎」と断られてしまいました。「なんで!? いつも「ママがいい」って言うじゃん!?」とショックを受けた私でしたが……。
ちなみに長女はこの日、部活中にひとりでは歩けないほどのケガをしています(詳しくは46話をご参照ください)。「ねぇねと行く!」と次女に言われても、ねぇねは連れて行ってあげられないのです。しかし……
長女のケガは、子どもたちにとっても想定外のトラブルだったようです。
でも、そのおかげで、彼女たちのやさしさに気付くことができました。
子どもたちはいつも私が映画のクライマックスを観れていないことを知っていたし、
原作を私だけ読んでいなかったことも知っていたし、入院前日だったし。
この日ばかりは、ママがゆっくり観れるようにと考えてくれていたんでしょうね。
(結局、長女が一緒にトイレに行けないことを説明し、私が行きました)