2021年12月15日 12:05
男女OK!ジェンダーレスネームが大流行中。2021年の注目の名づけエピソード
その結果……私の圧勝というか、全員私の候補の名前を言ったのでさすがに夫も撃沈(笑)。最終的に産むという大仕事をするのは、母親なんだから!と女性陣に諭され納得……という感じで「紬」に決まりました。これから始まる人生のなかで、強くそしていろいろな物事をつむいでいってほしい、夢や希望を叶える人生になってくれるようにと思いを込めました。(つむママさん)
男女OKなジェンダーレスネームが流行!
今年もっとも注目の名前は、性差を感じさせないジェンダーレスネーム。男の子でも女の子でも違和感のない名前をつけたかったというママやパパもたくさんいました。
ジェンダーレスネームというと「あおい」が代表として挙げられますが、令和ならではのジェンダーレスネームも登場!
弥琴(みこと)くん
男の子でも女の子でもいいようにと考えたのがこの名前でした。
実は私たち夫婦、名前を考えるにあたり名づけ本は一切読まず、マンガや小説を読み漁って考えたんです(笑)。もともとマンガや小説が大好きな夫婦なので、いろいろな本から候補を見つけては、「これはどう?」「なんかうちの子に合わない気がするからイヤだ」なんてやりとりをしながらも、「一番最初の贈り物だから」と必死に考えていました。
そんななか、私の好きな漫画のキャラクターの「みことちゃん」が、音がかわいくて一目惚れ。何個も何個も漢字の組み合わせを考えて、夫にプレゼンテーションをし、出生届の提出ギリギリまで悩みに悩んでようやくこの名前が決まりました。
漢字には、おおらかで物事を広く見られる、趣き深い子に育ってほしいという意味を込めました。実は漢字にも、私たち夫婦が昔軽音楽をやっていた関連で、弦楽器の「琴」が入っているなんて裏話もあります(笑)。
私たち夫婦の願望や好み、歴史が詰まった名前ではありますが、名前を呼ぶと満面の笑みを見せてくれるわが子を見て、悩みに悩んで贈ってよかったと思います。
(みこまるさん)
陽澄(おと)ちゃん
母がピアノの先生、父が趣味でドラマー、姉は音大に進みましたが、私は医師の道へ進みました。音楽とは関係ない進路でしたが、音楽が好きなため、娘の名前は「おと」にしたいと思っていました。
母の名前の陽子の「陽」の読みが「お」であったため、太陽のように元気に、また澄んだ子になるようにと、「陽澄」