「もう待たない。会話も最低限にしよう」夫と関わることをやめる決断をした妻。平穏な生活が訪れて

娘が生まれたあとも、夫は仕事と自分にしか興味がない。「自分は外で働いて稼いできているんだから、妻は家のことを全部やるべきだ」そう考えている夫は、妻子に目を向けず家ではスマホばかり。家族をぞんざいに扱っていた。

妻はついに夫を見限り「カズ君」ではなく、「パパ」と呼ぶことにした。食事を作っても感謝すらしない夫の態度に嫌気が差した妻は「もう作らない」と心に決めた。

その夜、娘が突然嘔吐し、急いでお風呂へ移動していると、寝ぼけた夫が「どうかした？」と声をかけてきた。結が急に吐いたと伝えたのに、「大丈夫？」の一言すらなく背を向けて寝続けた夫に、怒りが止まらない……！

翌朝、夫は何事もなかったかのように起きてきて、机の上に置かれたヨーグルトを見て「朝ごはん、これだけ？」と不満を漏らした。

でも、そんなこと、妻はもうどうだっていい。夫に失望した妻はある決断をした。

「もう知らない…」妻は夫と関わらないと決めた

「もうパパの帰りは待たない。結の生活リズムを中心に生きよう」

そう決めた妻は、夫を「気にしない」生活を送り始めた。

仕事の帰りが遅い夫とすれ違いの生活になり、会話もほとんどすることがない。 

会話を最低限にすると、今までモヤモヤしていた言葉に触れることがなくなって、心が乱れなくなった。

夫との関りを必要最低限にして、娘との平穏な生活を手に入れた妻。変わっていく妻の態度に果たして、夫の反応は？

著者：マンガ家・イラストレーター ちなきち