2022年8月26日 09:30
「女になりたい」息子にカミングアウトされたら?元女子パパたちが語った本音とは?!
元女子・井上健斗さんと元女子・翔さんが運営する『ジーピットチャンネル』では、LGBTQに関する動画を公開しています。今回は、1児のパパ・健斗さんと3児のパパ・翔さんが、「子どもにトランスジェンダーだと告白されたらどうする?」というテーマでパパトーク!
ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。
元女子の健斗さんは女性のパートナーと、彼女の連れ子を育てている1児のパパ。翔さんは3児のパパ。
動画では、FtM(Female to Male/性自認が男性のトランスジェンダー)の健斗さん(画像左)が、同じくFtMである翔さん(画像右)に、「子どもからトランスジェンダーだと告白されたらどうする?」と質問。その様子を対談形式でご紹介します。
子どもに「トランスジェンダーです」と、告白されたら?
健斗:僕、悩んでることがあるんです。考えちゃって寝れなくなる時があるの。もし、自分の子どもが大きくなって「トランスジェンダーです」って告白してきたらどうする?
翔:え〜! 悩むなぁ……。
健斗:もちろん我々、否定はしないよね。受け入れると思う。でも自分が通って来た道だけど、戸惑うかな。気持ち的にはかなり複雑だけど、色々教えられることはあるよね。
翔:かなり複雑ですね。
教えられることはあるけど、大変なのを知っているから……。
健斗:子どもに「僕ね、翔ちゃんと同じトランスジェンダーかもしれなくて。女の子として生きたい」って言われたら、実際に何て言う?
翔:うん。(小さめの声で)いいんじゃない……?(こういう反応だと思います)
健斗:1発目で「いいんじゃない」って言う?
翔:うん。けど、痛いことしなきゃいけないし、時間もかかるし、しっかりマイナスポイントも説明する。
健斗:普段、仕事でトランスジェンダーの人の相談を受けていると、親御さんから反対された話をいっぱい聞くじゃないですか。