子育て情報『<口唇口蓋裂>「幼稚園につけて行きたくない」周囲の反応に落ち込む娘が本音が飛び出し…』

2022年9月20日 17:30

<口唇口蓋裂>「幼稚園につけて行きたくない」周囲の反応に落ち込む娘が本音が飛び出し…

 

「私も本当はつけたくないけれど、手術をしてくれた先生とのお約束だからつけている」自分の気持ちに嘘をつかないでその気持ちをそのまま、お友だちに伝えてみることで、周囲への理解が広がるかもしれない。

また、娘から聞くお友だちの様子から、例えば、絆創膏やギプスをしているお友だちを心配するように「どうしたの?」と聞いてきたのかもしれない。

娘も私の帝王切開のおなかの傷を見るたびに「それどうしたの?」と聞くことがあり、「それはいじわるな気持ちで聞いてきたわけじゃないでしょ?」と。

「多分それと同じ気持ちで”どうしたのかな?”って気持ちで聞いているかもしれないよ?もし、それでも嫌な思いをしたり、悲しい気持ちになったらまたママに話してほしい」と伝えました。

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退院時やその後の外来で、レチナについて先生から強く念押しされていたので、レチナをつけなければいけないというのは、娘も身に染みてわかっていたはずです。

しかし、治療は必要だけれどこの状況をどうしたらいいのか悩んで、私に伝えるかどうか葛藤し、落ち込んでいたようでした。

幼稚園での様子やレチナへの本当の気持ちなどを正直に言ってくれたことを改めて娘に感謝すると、話し終えたころには落ち込んだ様子も消え、笑顔を見せてくれました。

今回、娘が私を信頼して正直に気持ちを話してくれたことがとてもうれしかったです。


2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO

著者:マンガ家・イラストレーター じぇにこ
1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!

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