2022年11月2日 22:20
<毒親>「いいかげんにしてっ!」やさしい母が豹変。私はそれだけで怯えてしまい…
最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。
五月さんは、お母さんのことが大好きだったのですが、今や状況は一変。
お母さんと妹たち3人と暮らすようになってからは生活が苦しく、五月さんは家計を支えるために毎日のように働いているのです。しかし、それでもお金が足りず……。
「もっと稼げる仕事すれば?」
「風俗とかさぁ」
「仕事に行く前、掃除くらいしてね。この家汚すぎっ!!」
と言い、お母さんは遊びに出かけてしまうのでした。
五月はいつもわがまま言わない良い子だね〜!!
今月の光熱費が足りるのかと心配になる五月さん。
すると、「ねぇ、ねぇっ……大丈夫?」と小さいころのサツキさんの声が聞こえてきます。なんと小さいサツキさんは、現在の五月さんにつきまとっているのです。
五月さんが物心ついたころには、2人の妹がいました。そのときから、もう1人のサツキさんが現れ始めたのです。
お母さんは小さい妹2人につきっきり。それを見た、サツキさんは五月さんに「寂しいね……」と声をかけます。しかし、五月さんは「寂しくない。
お絵描き好きだし」「それに、良い子にしていればママはやさしい」と言いました。
そんなやさしいお母さんは、ときどき豹変し、怖いママになることも……。
五月さんが幼稚園へ行く準備に手間取ってしまっていると、頭を叩いてきて「なんであんたはそんなに鈍臭いの!? いいかげんにしてっ!!」と怒鳴ったのです。
◇ ◇ ◇
五月さんが物心ついたと気には小さい妹さんが2人いたのですね。当時、お母さんは妹たちの世話で忙しく、五月さんはなかなかかまってもらえなかったようです。きょうだいがいると、上の子をかまってあげられる時間が減ってしまうもの。心にも余裕がなくなってしまって、キツい言い方をしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう…というママの声もよく耳にします。