2022年11月12日 13:40
<毒親>「ギャアアアア」突然聞こえてきた叫び声。急いで向かうと子どもの口から…!?
最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。
小学校の教室での出来事です。五月さんは、筆箱を開けたのですが、鉛筆が入っていませんでした。
五月さんは「ごめん……鉛筆1本貸してもらえないかな」と、友だちに言いました。すると、友だちは鉛筆を貸してくれたのですが、五月さんは友だちに「ほんと五月ちゃんって忘れ物多いよね」と言われてしまいます。
しかし、五月さんは忘れたわけではなく、書ける長さの鉛筆がなかったのです……。
五月さんは、お母さんに「鉛筆を買って」と言うことができなかったので、大人になって仕事して自分で買えばいいと、自分に言い聞かせました。
今日は大事な日なのに…
※小さい子の身の回りには危険なものがたくさんあります。誤飲や危険につながりそうなものは、子どもの手の届かないところにしまう、子どもが遊んでいるときは大人が近くで見守るなど、注意しましょう。
今日は四女、四葉ちゃんの誕生日。
生活が苦しく、ホールケーキを買うことができなかったお母さん。代わりにカップケーキを4つ買って、家族でお祝いをしました。
しかし、その場に夫の姿はありませんでした。四女の誕生日にも帰ってこないばかりか、借金、さらに不倫までしている夫……。お母さんは我慢の限界を感じ、離婚を考えましたが、簡単には決意することができません。
「子どもたちはパパのこと大好きなのに?」
「離婚して1人で、4人の子どもをどうやって育てていく?」
と、お風呂に入りながら、考えていました。すると突然、「ギャアアアア、ママああ」という叫び声が聞こえてきたのです。
急いでお風呂から出ると、三女の三葉ちゃんが倒れていました。
なんと、鯉のぼりの棒を口にくわえたまま転んでしまったのです。口から血を流し、苦しむ三女を見て、お母さんは青ざめました……。
◇ ◇ ◇
「離婚をしたら、ひとりで4人の子どもを育てられるのだろうか……」